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犬の混合ワクチンについて

  • sac1414
  • 3月16日
  • 読了時間: 5分

 

台東区浅草にある

佐野動物病院の動物看護師鈴木が

本日犬の混合ワクチンについてお話しさせて頂きます。


始めてわんちゃんをお迎えした飼い主様は必要な予防が多く、いつ接種すべきか迷うことがあるかもしれません。

感染を予防するためには、混合ワクチンの接種の適切なタイミングで行うことが重要です。予防を怠ると、多くの病気に感染するリスクが高まります。

 

また、予防接種のスケジュールはわんちゃんの年齢によって異なる為、どんなワクチンにするか獣医師と相談することが大切です。


子犬への接種

生後2~4ヶ月齢頃までの子犬は母親ゆずりの免疫を持っている場合があります。この免疫を持っている間は、病気にかかりにくいという利点がありますが、同時に、この間はワクチンをしても効果を得にくい時期でもあります。子犬のワクチン接種は、この母親ゆずりの免疫がなくなる時期を待っておこなわなければなりませんが、その時期には子犬の個体差もありますので、生後2ヶ月頃から初回ワクチン接種を3回行うことで病気を防ぐことができます。

 



ワクチンの種類について


6種混合ワクチン


犬の基本的な感染症予防をするためのもです。

 

犬ジステンバーウイルス

発熱,呼吸器症状,神経症状を引き起こす病気で、重篤の場合死亡することもあります。

 

犬パルボウイルス感染症

激しい嘔吐と下痢。特に子犬では致命的になることがあります。

 

犬アデノウィルス1型(感染性肝炎)

肝臓にダメージを与え、重篤な肝炎を引き起こします。

 

犬アデノウィルス2型(呼吸器症状)

咳や気管支炎を引き起こします。

 

犬パラインフルエンザウイルス

呼吸器感染を引き起こし、伝染性気管支炎で子犬に多くみられる病気です。咳、鼻水、微熱、くしゃみ。

 

犬コロナウイルス

腸炎を引き起こすウイルスで発症すると嘔吐や下痢などの症状が見られます。


8種混合ワクチン


6種混合ワクチンに加え、レプトスピラ症(人獣共通感染症)を予防する成分が追加されています。

 

レプトスピラ症(カニコーラ型)

レプトスピラ症(黄疸出血型)

 

感染した犬は腎臓や肝臓に障害が出ることが多く死亡率が高いため予防が大切です。


レプトスピラ症に   感染したネズミや   感染した犬から

感染したネズミ  ⇒ 菌がいる水や土に  ⇒ 人や他の犬にも

           接触して感染     感染します


近年では港区、江東区、墨田区にて

レプトスピラ症の感染が確認されています。

 

ライフスタイルでワクチンを選ぼう

 

接種すべきワクチンの種類は、愛犬の体質やライフスタイルによって異なります。

 

6種混合ワクチン 

 

  〇愛犬はいつも室内にいて外出することはほとんどない。

  〇他の犬と触れ合うことがない。

 

8種混合ワクチン  

 

  〇外で遊ぶことが多い。

  〇海や山など、アウトドアレジャーに出かける。

  〇愛犬とのスキンシップが欠かせない。

  〇ご家族に小さいお子様やお年寄りがいる。



原則ワクチンは健康な時に1年に1回接種することをオススメしております!


でもネット情報で3年に1回で良いって書いてるよ。。。???


ハイお答えします!


毎年!!!必ず抗体検査を実施してウイルスに対して十分な抗体価(体を守る細胞の数みたいなやつ)があれば1年毎のワクチンは不要です。


なので1歳で接種した場合は2歳と3歳は抗体検査を実施して、4歳の時にワクチン接種をしてください。


さらにワクチン接種や抗体検査と同時に健康診断血液キャンペーン50%オフ!!も実施してるのでご利用ください。 

3時間以上絶食で来てください。


気になる料金は

6種混合ワクチン7000円 別途1100円診察料

8種      8000円

    

お得な血液検査 6000円~(通常12000円)

*オプションで尿や便検査も出来ますので当日にした尿や便をご持参ください。



また、特殊な条件でワクチンを打つか迷ってる方も抗体検査をお勧めします

以下は例です。


◦ 今まで接種してきたけど病気になってワクチンが打てない

◦ 高齢でワクチンの負担をかけなくない

◦ ワクチンによるアレルギーで打てない

◦ 一緒に旅行に行くからワクチン抗体が知りたい


そんな方にもワクチン抗体検査をおすすめしております!


ワクチン抗体検査とは

少量の血液を採取して現在の免疫力(抗体価)を調べる方法で

す。検査で十分な抗体があることが確認できれば、追加接種の

必要はないと判断されます。

         


最後に大切なお願いです


~ワクチンの副反応について!!重要です~  ごく稀ですが。。。

重篤な副反応は接種後15分以内にほぼ出るため接種後は必ず院内で待機してください。

また当日は安静に過ごしてください。

 

【重篤な副反応】

・アナフィラキシーショック

接種後1時間以内に、嘔吐やグッタリする。

チアノーゼ(口の粘膜の色が真っ白になる)

 

【一般的な副反応】

・注射部分の腫れ

・しこり


・発熱(24~48時間程度)

・倦怠感

・食欲不振

・嘔吐や下痢

・一時的な運動や遊びを嫌がる

アレルギー反応

・蕁麻疹など痒み

・顔が腫れる ムーンフェイス(写真)

・嘔吐や下痢       など




ムーンフェイス
ムーンフェイス

ここまで読んでいただきありがとうございました。

ワクチンについてご不明点、ご相談がある方は先ずはお気軽にお電話ください。





~動物とともに暮らす豊かな社会を ペット家族化推進病院~

 

 東京都台東区浅草4-40-7 

金曜休診

03-3876-9696 予約制となっております。急患随時対応いたします。


 





 
 
 

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