動物の寄生虫について!
- sac1414
- 4月24日
- 読了時間: 2分
みなさん、こんにちは(=^・^=)
台東区浅草にある佐野動物病院看護師のコシカワです☆
今回は寄生虫についてのお話です。
寄生虫には動物の体表に寄生するノミやマダニなどの外部寄生虫と、体内に寄生する腸内寄生虫(線虫類や条虫類など)やフィラリアなどの内部寄生虫がいます。
寄生虫の予防の重要性
<外部寄生虫>ノミ・マダニについて
ノミやマダニは春から秋の暖かい季節に活発に活動します。しかし、暖かい季節以外にも、お部屋の中が暖かければ冬でも繁殖することができるのですΣ(゚Д゚)
お外を散歩するワンちゃんだけでなく、室内で過ごすワンちゃんやネコちゃんにも、外から帰った飼い主様が無意識にノミやマダニをお家の中に持ち込んでしまい、繁殖したり、感染することがあるのです!
ワンちゃんやネコちゃんだけでなく、ウサギちゃんやフェレットちゃんたちを守るためには予防がとっても重要なのです!!
ノミやマダニは動物の皮膚に寄生し、血を吸うことで生きています。
その為、寄生された動物は貧血や吸血された部位の炎症、痒みなどが起きることがあります。
<内部寄生虫>腸内寄生虫について
主に線虫類(回虫・鉤虫・鞭虫など)や条虫類(瓜実条虫・マンソン裂頭条虫など)があります。
お散歩などでお外に行った時に、他の動物さんとのふれあいや排泄物の匂いをチェックしたりした時に虫卵がお口の中に入り、感染することがあります。ワンちゃんやネコちゃんのお腹の中に寄生し、嘔吐や下痢の消化器症状だけでなく、成長障害や貧血等も起こします。
感染経路にはお口から入る経口感染のほかに、経皮感染、胎盤感染などがあり、中には人に感染する寄生虫もいます!ノミやマダニとは違って目に見えないため、感染を見落としがちなので予防はとても大事なのです!

当院ではワンちゃんネコちゃんだけでなく、人への感染を防ぐためにも、通年の予防を推奨しています。
予防薬について
予防薬には錠剤やチュアブルタイプの飲み薬か、首にたらす液状のものがあります。どちらもノミやマダニの予防+内部寄生虫の駆虫もできるオールインワンタイプです。効果が一か月続くので月に一度の投薬でOKです♪
猫ちゃんは背中につけるタイプをおすすめしております。
4月から始まるフィラリアの予防も一緒にできますので、お気軽にお問い合わせください🌸

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